|
○UFO墜落事件の真相!?
1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェルでUFOが墜落したとされる事件
(通称ロズウェル事件)があった。この事件に関しては、数多くのメディアが取り上げ、
映画やテレビ番組も制作されたため、ご存知の読者も多いだろう。
事件当時、空軍は空飛ぶ円盤を回収したと発表し、地元紙でもそのように報じられた。
だが、新聞記事が掲載された日の夜には、急遽、空軍は気象観測用気球の誤りであったと
訂正した。そして、事件の目撃者らも、奇しくも、それを境にUFO墜落に否定的な態度に
急変した。この事件を疑問に感じていた人々は多かったが、その後は一部の有志によって
調査が行われたものの、事件は収束した。
だが、事件から50年近くが経つと、当時の目撃者たちはようやく真相を語るようになった。
UFO墜落を最初から目撃し、宇宙人の死体をも目の当たりにしたカップル。
生きた宇宙人が軍関係者とともに病院へ歩いて行く姿を目撃し、
その目撃を口止めされたペンキ塗り職人。不思議な残骸を目撃し、
子供用棺桶について尋ねられると同時に、それを口止めされた葬儀屋の経営者など、
証言者は50人以上にのぼる。
彼らは当局の人間に脅され、口止めされていたことが明らかとなった。
1990年代に入ると、多くの研究家らが真相を求めて政府に抗議を始めた。
そして、1994年9月、国防総省はロズウェル事件に関して重い口を開いた。
そして、「得られた情報は、一貫して当時の空軍が秘密に進めていたプロジェクトに
使われていた軍事用気球についてだった」と説明した。
もちろん、当時空軍は気象観測用気球であると訂正していたため、
一貫して軍事用気球であったとするのは矛盾であり、さらなる疑惑を呼ぶこととなった。
そして、1997年、ロズウェル事件に関して質問された空軍スポークスマンのへインズ大佐は、
過去に示してきた見解をふまえて、公式発表において次のように話した。
「すみませんが、単に私はそのような情報を持っていません。私に分かるすべてのことは、
(その調査は)空軍が行ったことで、そして、彼らの主張の大半を重ね合わせて、 空軍の科学調査を見れば、
我々がロズウェルに関して話してきたことに疑いはないと分かるでしょう。」
これは、ありきたりの答弁ではあったが、逆再生してみると、
決してそうとは言えなかった。へインズ大佐は、
次のようなリバース・スピーチを残していたのだ。
【NASAと秘密を共有している(Share a secret with NASA)】
(mp3)
また、別の空軍報道官は、同じくロズウェル事件に関して、
「用意してきた原稿を読ませて下さい。そして、我々は短いビデオを流して、
マクアンドルー大尉がそれについてお話しします。」 と語ったが、その裏では、【我々はそれを偽造した(We faked it)】というリバース・スピーチが現れていた。
これらのリバース・スピーチは、50人を超える人々による証言を補強して、
やはりアメリカ政府は「何か」を隠していることを強く示唆するものだった。
|
|