○未来を予言するようなリバース・スピーチ(RS)
1973年にポール・マッカートニーとウイングスが発表した曲
『Band on the Run(バンド・オン・ザ・ラン)』の中にも未来を予言するような
興味深い逆再生メッセージが含まれていた。それは、
【マリファナ、マリファナ、法、法が我々を追放する
(Marijuana, marijuana. The law, law will banish us.)】
(mp3)
というものである。
事実、およそ7年後の1980年1月16日、マッカートニーは来日時、
マリファナの所持によって成田空港の税関で現行犯逮捕されている。
もちろん、日本公演はすべて中止となり、数日間の勾留のあと、
日本からの国外退去処分を受け、本国イギリスに送還(追放)された。
そして、ウイングスは、翌年のデニー・レインの脱退表明によって自然消滅した。
2001年4月、オーツ氏が指導するリバース・スピーチの生徒ジョン・バンカー氏は、
驚くべきリバース・スピーチを発した。自らのサイキックな体験に関して話していた際、
未来を予言するような不吉な言葉をリバース・スピーチで発していたのだ。
当時、それが何を意味するのか、誰も知る由もなかったが、
バンカー氏が「お話ししたように、魂(の存在)に対する私のスタンスはオープンです。
私は初めて自分のハート・チャクラが開かれた際、信じがたい感覚を得ています。」
と言った裏では、 【まもなくアメリカで邪悪な計画が起こる(Soon plan evil on America)】
(mp3)というリバース・スピーチが現れていたのだ。
ご存知のように、その5ヶ月後の2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが発生した。
そして、バンカー氏は、ようやく当時の自身のリバース・スピーチの意味を悟ったのだった。
1998年1月、ビル・クリントン大統領がモニカ・ルインスキーと「不適切な関係」を
持っていたことが発覚し、その不倫騒動は世界のトップニュースとなった。
ルインスキーが「大統領の精液がついた青いドレス」の存在を明らかにしたことで、
クリントン大統領は血液採取、DNA鑑定を受けることになった。
結果は、「精液が別人のものである確率は、欧米人で7兆8700万人に1人」というものであったことから、
8月18日、クリントン大統領は法廷証言とテレビ演説で「不適切な関係」を認めた。
この前代未聞の大スキャンダルによって、クリントン大統領は下院で弾劾訴追されたが、
上院は無罪の評決を下した。
クリントン大統領のルインスキーとの不倫に関しては、その数年前より疑惑は持ち上がっていたが、
それまで本人が否定してきたことにより、その真相は謎のままだった。
だが、リバース・スピーチ技術は、この大スキャンダルが表沙汰になる数年前から、
クリントン大統領の不倫疑惑の真相とその行く末に関して明らかとし、
オーツ氏はテレビやラジオにおいて事前にこのことを伝えていた。
それもそのはず、オーツ氏は、クリントン大統領の発言から、あからさまに、
【オレゴンのマダムとセックスした(Had sex with an Oregon Madam.)】
(mp3)
というリバース・スピーチを発見していたのだ。
因みに、ルインスキーはオレゴン州の大学に通っていたため、
オレゴンのマダムという表現は妥当なものと言える。また、
【彼女はキスするのに楽しい子だ(She's a fun girl to kiss.)】
(mp3) や
【彼女に飲み込ませろ。このクズ、簡単な奴。(Make her swallow. You trash. An easy role/roll.)】
(mp3)
といったリバース・スピーチもあった。
さらに、クリントン大統領は、1997年1月の二度目の大統領就任演説において、
【世間があなたを罵るようになる(The world will come and damn you.)】
(mp3)
という予言的なリバース・スピーチを発していた。
これは、クリントン政権時代に大統領補佐官及び上級顧問を務めたジョージ・ステファノプロスが
クリントン弾劾の可能性に関して話した際に裏で発した
【重大な運命(Grave fate)】
(mp3)
というリバース・スピーチからも補強されるものだった。